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メゾフレ by たなたろ | #メゾンフレグランス #ニッチフレグランス #香水 #ブログ
香水は、日本人より中東の人の方が100倍多く買っているのです。
「Aramisの2013年新作香水「Perfume Calligraphy Rose」リリース。」という記事でもお伝えしましたが、
ここ数年、中東向けの香水のマーケットが拡大しています。
中東マーケットについてはこんな記事もあります。
引用してみると、
UAEについては香水の年間売上が2011年の583億円から2014年末には688億円まで拡大すると予測している。
のだそうです。
参考までに日本の香水市場はここ何年も350億円前後と、日本の方が市場が小さいのですよ。
まぁこれだけだと単純に、UAEの人は香水を良く買う、という話ですよね。
しかしさらに驚くべきことに、それぞれのGDPを比較すると。
日本:5兆9843億ドル
UAE(アラブ首長国連邦):2,601億ドル
日本の方が40倍ほど経済圏が大きいにも関わらず、
香水市場は日本の2倍もあります。
これはつまり、UAEの国民の方が、香水を日本の80倍消費するという事実を示しています。
さらに、さらに、
実際はその数倍は消費量があるのでは…と個人的には睨んでいます。
理由は、中東では「イミテーション(偽物)」がものすごく多いからです。
露店はおろか、ある程度立派なお店でもコピー商品が平然と売られていることもあります。
こういったものはもちろん正規の「フレグランスの売上」にカウントされるか微妙です。
つまり実質、UAEの国民は日本80倍以上、
下手すると100倍以上も香水を消費する国民であることが推測できるのです。
ただでさえ暑いから香水はすぐ揮発するし、
汗をかくから体臭をごまかす、という国ですから、もともとの消費量が多そうな事は予想がつきますが。
それを差し引いてもやはり香水が好きな国民性なのでしょうかね。
なお記事内に挙げられている国々ですが、
これらもいわずもがな日本よりGDPベースでは規模が圧倒的に小さい。
これらの国々でも、やはり日本市場を凌駕する香水市場が形成されている可能性があります。
アラブ首長国連邦:1,846億ドル
バーレーン:212億ドル
カタール:1,023億ドル
オマーン:525億ドル
クウェート:1,580億ドル
サウジアラビア:4,816億ドル
※実質も名目もMERもPPPもごっちゃになってますが、
あくまで参考値と言う事で。
もしかして、これからは中東マーケットを狙った方がフレグランスビジネスは儲かるのでは?と思ってしまいました…
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