2013年4月11日木曜日


マーガレット サッチャーが愛した香り、Penhaligon'sの香水「Bluebell」とは

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マーガレット サッチャーが愛した、Penhaligon's(ペンハリガンズ)の香水「Bluebell」というフレグランス。



4月8日、英国の元首相、マーガレットサッチャーが亡くなりました。
生きているうちから歴史の教科書で何度も目にした人でしたので、
「鉄の女」という別名とともに、その名前はよく知っております。



そんな彼女ですが、愛用した香水の噂が一つあります。
サッチャーはPenhaligon'sの「Bluebell」という香りを好んでいたと言われています。
(この商品は日本では「イングリッシュ ブルーベル」に名前が変更)

もともとペンハリガンは伝統あるフレグランスメゾンであり、イギリスの王室御用達と言われております。
ペンハリガンの繊細にして重厚な香りの重ね方は上質そのもの。
大変丁寧に丁寧に作られていますから、香りもリッチで複雑に構築されていて、さまざまな顔のある香水です。
日によって色々な表情を楽しめるこのリッチさは、メゾンフレグランスとしてはまさに鑑のような存在。
サッチャーというセレブ中のセレブが好んでいても不思議ではないです。



「Bluebell」はグリーンフローラル

「Bluebell」のボトルがきれいな青色をしていますよね。
香りの方も、実は本当にこのような感じで、グリーン系の香りがとても強い。

しばらくしてヒヤシンス、ローズ、リリー、ジャスミンといったフローラルが次第に顔を出します。
クローブ、シナモン、などがベース。
こちらはムエット(試香紙)と肌に吹き付けるのとでは、香り方が全く異なります。

肌につける方がフローラルやスパイスがしっかりと出てくる。
数あるグリーン系の香水で、ここまで表情豊かな作品も珍しい。

このうわさが本当なら、サッチャーさんさすがにお目が高いと思います。
甘くなくセクシーでなくかわいらしい訳でもないリッチな香り…まさに「鉄の女」と言われた、強い女性にぴったりの香りです。
香水までイメージと合致していてちょっと驚いたほどです。

しかも自国のブランドを愛するという…
保守派だった彼女らしいチョイスだったのかも知れません。

Penhaligon'sの「Bluebell」はこちら

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